木下晋 susumu kinoshita

2012.09.08

イベントを来週にひかえ

じっくりと腰を据えて制作できる貴重な週末ですが

どうしても行きたくて

福井市内のギャラリーサライで行われている

木下晋展にいってきました

 

数年前にテレビでみた彼の絵に衝撃を覚えました

 

一見すると写真と見間違えてしまいそうな

10Hから10Bの鉛筆を使って描かれた緻密な描画は

途方もない鉛筆の1本1本の線を幾重にも塗り重ねて

描きあげられています

 

そしてその絵のモデルは

ハンセン病患者や認知症の高齢者や

自身の母、妻、娘

波乱万丈と一言で言ってしまえないほど

私など想像もできないほど多くのモノを抱えて生きてきた人々と

木下さん自身の人生が

モノクロの鉛筆画に描き落とされているように思えます

 

私の陳腐な言葉でとても表現できませんが

深く深く刻まれた皺だらけの手を合わせた合掌の絵の前にいると

自然に私も手を合わせて祈ってしまうくらい

1枚1枚の絵が語りかけ

思ったよりもはるかに大きなその絵から

描き手と描かれる人の魂が伝わってきます

 

百聞は一見にしかず

機会がありましたら是非一度ご覧になってみてください

 

 

ギャラリーサライのHP 

http://sarai.2ndgate.jp/gallery.php?year=2012&month=9

鉛筆(9H~9B)のグラデーション
鉛筆(9H~9B)のグラデーション